リモートワークが普及し始めた昨今、働き場所は自由化されつつありますが、まだまだ一部の業種に留まっています。
多くの会社員は自宅から会社への通勤を強いられていると思います。
そして、通勤となるとよく出る話として、「職場の近くに住むかどうか」。
「満員電車に乗らなくていい」「ギリギリまで寝ていられる」といったメリットが上がる一方、「休日に会社の人に会ってしまいそう」「行動範囲が狭まって景色が代わり映えしない」といったデメリットを上げる声もあります。
実際に、職場から徒歩5分の距離に住んでいる僕の経験上、メリットの方が大きいです。
というよりも個人的にはメリットしか思い浮かびませんでした。
職住近接は、時間的・金銭的に節約になります!
しかし、あなたが生活の中で会社をどのような位置付けにしているか、どれくらい大切な場所で今後の関わりをどう考えているかによって、職場の近くにすむメリット・デメリットは人によって大きく変わります。
それを踏まえた上で以降の本文を読んでくださいね。
ということで今回は、職場の近くに住んでいる筆者が、“リアルな”職場の近くに住むメリットを解説します。

副業などに取り組む時間を作るために超有効だから、ぜひ参考にしてね!
- 職場の近くに住むリアルなメリット
- 職場の近くに住むときに気をつけたいこと
職場の近くに住むリアルな4つのメリット


早速、実際に職場から徒歩5分の距離に住んでいる僕が感じた、職場の近くに住むリアルなメリットを解説します。
冒頭でも言いましたが、職場の近くに住むと時間的・金銭的に節約になるのです!
- 朝の時間を最大限確保できる
- 休憩時間に家に帰って来られる
- 仕事で疲れてもすぐに休める
- 無駄な買い物が減る
①朝の時間を最大限確保できる
1つ目は、朝の時間を最大限確保できることです。
「ギリギリまで寝ていられる」とは言いません。
職場が近いからといって起床の時間を遅くするのは、正直もったいない。
朝は一日のうち一番頭がクリアで、創造や作業が捗るので、副業や読書、運動などに取り組むことをおすすめします。
収入を上げたい、趣味の時間が欲しい、痩せてモテたい、と考えているなら、職場の近くに住むことにはとてつもない価値がありますよ!
つまり、「早起きしてから家を出るまでの時間を最大限確保できる」が本当のメリットです。
職場が近いからといって、夜更かしして出社時間ギリギリまで寝るなんてことはやめましょう。
ただし、夜遅くにしかできない取り組みごとがある場合はその限りではありません。
②休憩時間に家に帰って来られる
2つ目は、休憩時間に家に帰って来られることです。
これは実際に職場の近くに住んでいる人でないと実感できず、さらには、思いつきもしないメリットかもしれませんね。
個人的に休憩時間に家に帰って来られると何がいいかというと、昼食代が節約できることです!
例えば、オフィス街勤務であれば、毎日近くの飲食店に立ち寄り、1,000円程度の昼食をとる人も多いでしょう。
節約したくてもこれではなかなかできません。
コンビニですら節約思考なら控えたいはず。
それならばお弁当を作って持っていけばいいのでは?と考えるでしょうが、毎日のこととなると非常に大変で長続きしません。
自分のために貴重な時間を割いてお弁当を作ることこそ時間がもったいない。
だからこそ家に帰りましょう!
職場の近くに住んでいれば、1時間ほどの休憩でも家に帰って昼食を取れます。
さらに、家事やちょっとした勉強などをする時間も作れるかもしれません。
何を食べるかですが、前日の夕食の残り物や冷凍食品などがおすすめです。
家に帰ることができれば、お弁当箱に詰める必要がなく冷蔵庫に入れておけばいいため非常に楽ですよ。
まとめると、外食せずに住むことで金銭的に、お弁当を作る必要がなく家事や勉強をする時間も作れることで時間的に節約することができるのです!
他には、「職場の休憩室では落ち着かない」という方にも、休憩時間に家に帰ることができるのはメリットですね。



僕は、休憩時間は家に帰って毎日同じ昼食をとっています。
残りの時間は本を読んだりブログのネタを考えたり、休日にし損ねた部屋の掃除をやったりして有効活用できていますよ。
③仕事で疲れてもすぐに休める
3つ目は、仕事で疲れてもすぐに休めることです。
一日働いてクタクタになってから家に着くまでに1時間もかかろうものなら、もうそれは1時間の残業と同じです。
でも、職場の近くに住んでいれば退勤後数分後にはお風呂やベッドに飛び込めます。
疲労回復の点でも職住近接には大きなメリットがあるということです。
また、退勤後も元気があるなら、朝と同様に副業や運動をする時間を最大限確保できるでしょう。
④無駄な買い物が減る
4つ目は、無駄な買い物が減ることです。
職場から自宅までが遠いと「あそこ寄ってから帰ろう」というような考えが浮かび、お金を使ってしまいがちになります。
僕自身職場の近くに住むことによって、退勤後に寄り道することが減ったため、結果的に節約につながりました。
しかし、正直これには個人差があると思います。
職場から家が近くても時間ができたことで寄り道や遠出をしたくなることもあるので、その頻度が高ければ節約にならず、むしろ浪費につながってしまう人もいるだろうからです。
自宅でできる趣味や熱中できることを見つけて無駄な支出はしない仕事終わりを目指してみてください。
もちろん自己投資としての支出は必要経費なので、制限しません。


職場の近くに住むときに気をつけたいこと2つ


職場の近くに住むことを強くおすすめしますが、ちょっと気をつけてほしいこともあります。
先に言っておきますが、これらの点を踏まえても職場の近くに住んでほしいです笑
①プライベートで仕事のことを思い出してしまう
1つ目は、プライベートで仕事のことを思い出してしまうことです。
職場に苦手な人がいたり会社に後ろめたいことがあったりする場合は、職住近接だと仕事が終わった後や休日も心休まらないかもしれません。
休日に会社の前を通らざるを得ない時に、思い出して心がモヤモヤしてストレスとなるのはなんとも不利益。
理想はこれらの問題を解消することですが、現実問題はそう簡単ではありませんよね。
あまりにも精神を圧迫しているなら、その職場をやめた方がいいです。
対人関係で嫌な思いをする職場に居続ける意味はないです。
そんな環境では仕事で結果を出すようなパフォーマンスを発揮することは難しいでしょうし、なんにせよ体に毒ですから。
また、特に会社が嫌いでなくても、退勤後や休日にまで仕事の記憶を呼び起こしてしまうので、「休日は仕事のことを一切思い出したくない」という人は職場の近くに住まない方がいいでしょう。
②仕事終わりの面白みが少ない
2つ目は、仕事終わりの面白みが少ないことです。
職場と家が近いと良くも悪くも立ち寄るところがない、もしくは、少なくなります。
それは新たな発見や人との出会いの幅が狭って、機会損失を招いているかもしれないということ。
家と逆方向へ足を運ぶなど、ある程度エネルギーを使えば潰せるポイントですが、自宅までをちょっと逸れてみる程度では、すぐに飽きてしまうでしょう。
代わり映えが欲しければ、目的地を設定して行動すべきですね。
プライベートで打ち込みたいことがあるなら職住近接がいい!
まとめます。
- 職場の近くに住むリアルな4つのメリット
- ①朝の時間を最大限確保できる
- ②休憩時間に家に帰って来られる
- ③仕事で疲れてもすぐに休める
- ④無駄な買い物が減る
- 職場の近くに住むときに気をつけたいこと2つ
- ①プライベートで仕事のことを思い出してしまう
- ②仕事終わりの面白みが少ない
改めて、職住近接は本当にメリットだらけでおすすめです。
特に、プライベートで打ち込んでいることがある方、時間を作りたい方なんかはすぐにそのメリットを実感できます。
時間を作る発想を育てていきましょう。

