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しみゆー
会社員 / 心理学生
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【MLM(マルチ商法)】ライフコンシェルジュの勧誘を受けて契約した体験談!クーリング・オフした!

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どうも、しみゆーです!

先日、知人から連絡があって、「飲みの誘いかな〜」と思ったらMLM(マルチレベルマーケティング)の勧誘でした。

MLMとは、いわゆるマルチ商法のことです。
法的には連鎖販売取引という名称がついています。

電話口ではマルチと気付かず、会って話を聞く(詳しい人から勧誘を受ける)ことになってしまいました。

今回は、ライフコンシェルジュ株式会社の勧誘を受けて契約してしまってから、クーリング・オフを完了させるまでの体験談をお話しします。

同じ境遇に遭われた方の参考になり、そうでない方にとっても予防のための反面教師になれたら嬉しいです。

目次

ライフコンシェルジュが運営する「コンシェルジュ」

ライフコンシェルジュ株式会社は、会員制アプリ「コンシェルジュ」を運営する会社です。

コンシェルジュでは、会員の生活に関するあらゆる悩みを、ライフコンシェルジュ株式会社のコンシェルジュが依頼の解決のサポート、提案、フォロー、アドバイス、情報の提供などを行います。

一言でいえば、自分に執事がついているような感じです。

「来週の土曜日に北海道の函館に行くんだけど、一番安い交通手段と宿泊先を教えてー」とか、
「新宿駅から徒歩5分以内でおすすめの居酒屋予約しといてー」とか伝えれば、コンシェルジュが手続きしてくれるので、めんどくさいことを自分でやらなくてよくなるらしいです。

これだけ聞くと、すごく便利で一気に利用者が増えそうなサービスですね。

詳しい内容は中の人間から直接聞きました。

MLMの勧誘を受けた(マルチ商法?)

そこまで親しくはない知人にから久しぶりに連絡が来たと思えば、ビジネスの話。

「ひょんなことがきっかけになってチャンスを得られるかもしれない」ととりあえず話を聞く約束をしました。

某有名チェーンのカフェで待ち合わせ、知人と二人で「上の人」とかいう人を待っていました。

現れたのはビシッとスーツを決めて胸元には何やら特徴的なバッジをつけた爽やかな男性。

見た目からすると若そう。30前後といったところか。

知人とはとても親しげでした。

はじめに自己紹介を受け、僕の個人的なことも聞かれました。

おもむろにタブレット端末を取り出し、ようやく本題に入りました。

「(これ、マルチっぽい・・・!)」

会社の説明

まぁまずは会社の説明ですよね。

創設者は岡本公功という人で、超有名なゲームや映画などのビジュアルやCGなんかに携わった「すごい人」らしいのですが、正直「ふ〜ん」て感じです。

経営理念とか色々聞かされましたが、ほとんど覚えていません。

資料もいただきましたが中を見るのも面倒になりました。笑

コンシェルジュサービスの説明

続いて、サービス内容の説明に入りました。

先ほども説明した通り、自分のスマホに執事がいるような感じかなーと思います。

全国の飲食店や宿泊施設などと提携も進んでいるようで、アプリ上で提携店も見せてくれました。(ほんとかよって思った)

本当なら確かに便利なサービスなのかもしれません。

しかし、実はまだテスト段階のサービスで、現在一般ユーザーの募集はしてないんです。

では、誰が利用しているのか、ここから一気にビジネスの話になります。

ライフコンシェルジュの出資者になって会員になる話

これから一般向けにサービスを提供するにあたって、広告や活動費が必要になると言うので、そのための出資者を募集しているそう。

出資すればコンシェルジュ会員になれ、一般公開前のテストユーザーになれます。

出資者は1口99,000円を1口〜5口の範囲で出資できます。

説明者によれば5口で契約する人が多いそうです。(ほんとかよ)

知人(紹介者)は僕の前に二人勧誘していて、そのうち一人は1口で出資したらしいです。(なんかリアル…)

てか、1口99,000円って高くね!?5口で約50万円なんだけど!!

と思って高すぎだから断ろうと思っていると、将来的なリターンの話が始まりました。

いま出資した口数に応じて、将来的にサービスが展開しユーザー数が増えたら定められた割合で毎月数千円〜数百万円の範囲(広すぎだろ)でリターンが期待できるらしいのです。

一般会員は月額2,000円でコンシェルジュサービスが受けられるのですが、覚えている例は、150万ユーザーになった時に5口購入していると毎月5000円の収入が見込まれると。

え、約50万円出してリターン5000円とか少なっと思いません?

そう、そうなんです。ここからマルチマルチしていきます。

次の会員を勧誘して出資者にさせると・・・

自分の将来的なリターンを増やしたいなら、自分が紹介者になり新たに出資者を生み出すことで可能となります。

はい、もうお分かりですね、MLMの本質です。

紹介者になって次の紹介者を生み出すことで自分のダウン(家系図でいうところの子供のようなもの)を作っていくことによって自分のレベルが上がっていきます。

このレベルを上げることよってリターンを大幅に増やすことができるのです。

現実的に達成可能で、かつ、高リターンが狙えるのは、自分のダウンが二人、そのダウンの下に二人ずつの形です。

自分が最低6人のアップである形がそれになります。(分かりにくいと思いますが、別にわからなくてもいいものです)

てな感じでとにかく紹介して連鎖的に増えていけば自分の懐にたくさんお金が入ってくるよ!ってことです。

これを法的に連鎖販売取引といいます。

THE・マルチ☆

「うわ〜ネットワークビジネス怖ぇー」と思っていましたが、なんとMAXの5口で契約してしまいました。

なんで契約したのか、その場には冷静さを失くさせる変な空気があるのかもしれません。

単純に不労所得が欲しくて、金に目がくらんだ結果ですかね。

その日は将来に期待してまんまとクレジットカード契約までして、その後知人と飲んでふわふわとした状態で家路につきました。

しかし翌日、冷静さを取り戻した僕はクーリング・オフすることを決めました。

ネットでライフコンシェルジュを検索しても案の定悪評ばかりで背中を押してくれました。(ネットの情報には偽りが多いことも承知で)

実は、クーリング・オフをするのは人生初めてで、まさか初めてのクーリングオフがマルチ商法になるとは思ってもみませんでしたよ。笑

社会勉強、クーリング・オフ編へ続きます。

連鎖販売取引(マルチ商法)のクーリング・オフ方法

さて、ここまでマルチに足を突っ込みかけた僕の話をしてきましたが、ここからがこの記事で本当にお伝えしたい内容になります。

それは、連鎖販売取引におけるクーリング・オフの方法です。

連鎖販売取引とはマルチ商法を法的に表現した言葉です。

以下の通りに実行してすんなりクーリング・オフできたので、ぜひ参考にしてみてください。

連鎖販売取引のクーリング・オフ制度

連鎖販売取引のクーリング・オフは、契約書面を受け取った日(再販売型取引の場合で商品の引渡しの方が後である場合は、引渡しの日)から数えて20日間以内であれば、書面により契約の解除(クーリング・オフ)ができます。

また、販売に際しクーリング・オフについて事実と違うことを言ったり、威迫したりしたことによって、消費者が誤認・困惑してクーリング・オフしなかった場合は、20日を過ぎてもクーリング・オフできます。

契約書面に法律で決められた事項が記載されていない場合も同様です。

ライフコンシェルジュのクーリング・オフ制度

ライフコンシェルジュの会員登録の勧誘を受けた時にもらったパンフレットのような概要書面にクーリング・オフに関する事項がありました。

ここはしっかりと法に則った記載がしてありましたね。

ライフコンシェルジュのクーリング・オフ手順

クーリング・オフはハガキや封筒など書面で行います。

僕も今回、ハガキでクーリング・オフしました。

ハガキには、上に載せた画像の「クーリングオフの意思表示の書面記載事項」を漏れなく書きましょう。
少々の書き漏れがあっても成立しないことはないと思いますが、相手がぐちぐち言ってくるとスッキリしないので記載事項をしっかり確認してくださいね。

それでは順番に見ていきます。

解約を希望する口数

今回僕は最大の5口の契約を交わしてしまったので、「5口」と書きます。

心配性の僕はこの下に支払った総額も記載しました。495,000円・・・。

会員ID

会員登録して数日後にライフコンシェルジュが契約書面(契約のご案内)というものを送ってきて、そこに会員IDが書いてあります。

僕はこの契約書面が手元に来る前にクーリング・オフしたので、会員IDは書かずにハガキを出しました。
書かなくても成立したので、「昨日契約しちゃったけど、今日解約したい!」場合でも問題なくクーリング・オフできます。

契約者名

自身のフルネーム

住所

現住所

電話番号

普段使っている携帯の電話番号がいいと思います。

紹介者氏名

紹介者氏名は勧誘時の説明者の名前です。

つまりはライフコンシェルジュ内部の人間。

僕の場合はTさんでした。

説明者指名

僕を紹介者に紹介した人間の名前。

つまりは知人であることがほどんどですね。

僕の場合はIさん。

今後この方とは関わる気はありません。。。

以上を漏れなくハガキ等に記載してください。

そして、ハガキの送り方ですが、そのままポスト・・・・・はやめた方がいいです。

なぜかというと、万が一届かなかった場合に追跡ができないのと、届いていたとしても相手が「知らない、届いていない」と言い、逃げられてしまうかもしれないからです。

ではどう送付すれば良いかというと、特定記録郵便、もしくは簡易書留で送ります。

どちらも郵便局の窓口で依頼でき、依頼した日時の記録が残ります。
さらに発送した物の現段階を特定できるのです。

しかし、特定記録郵便、簡易書留共に料金がかかってしまいます。

特定記録郵便は160円、簡易書留は320円です。

なるべく費用はかけたくないものですが、ここだけはケチらずに支払いましょう。
自身のためです。

先ほどのクーリング・オフ制度のところで書き忘れましたが、クーリング・オフは発信した時点で効力を発揮しますので、郵便局でハガキを特定記録郵便または簡易書留で依頼した瞬間に成立します。

そのため、送付先にハガキが届くのが20日を超えていても、届け出たのが20日以内であれば全く問題はありません。

クーリング・オフは無条件で成立する消費者の味方の制度なのです。

強気でいっちゃいましょう!

クーリング・オフ成功の確認

僕はクレジットカード払いで契約したので、5口分(495,000円)の請求は来ていましたが、まだ引き落としはされていなかったので、データ上での返金となりました。

こんな感じでしっかりと返金対応してもらえました。

丁寧に慎重にクーリング・オフしよう

今回はすんなりと返金対応してもらえた感じですが、人によっては簡単には終わらない場合もあるようです。

もし現金で支払っている場合は、返金対応が数日〜数週間後とバラバラで、すぐに返金されるとは限らないことがあるそうですし、消費者センターの力を借りて何ヶ月にも渡る戦いをしなければならなかった人もいらっしゃいます。

言うまでもないですが、マルチ商法の勧誘をされても聞く耳を持たずキッパリと断ってしまえばそれで済むことなんですよね。

ですが、対面で勧誘されているとその場の独特な空気感や人間関係の変な部分に飲まれて、自分でもよくわからない行動(契約)をしてしまうことがあります。

家に帰ってから、寝て起きたら、冷静になってみると「なんで契約しちゃったんだろう。。。」と後悔します。

クーリング・オフはそうなった人たちが多いが故に誕生した制度なのです。

丁寧に、そして慎重にクーリング・オフすれば取り返す?巻き戻す?ことができますので、悲観せずじっくり取り組んでください。

また、マルチの話を持ってきた友人や恋人、家族などとの今後の関係をどうするかはあなたの胸に手を当てて考える必要があります。

もし自分の身近な人がマルチの勧誘を受けていたとして、放っておくか引き止めるかもあなた次第です。

これだけは言えることがあります。

それは、あなたはあなたが損をせず幸せを得られる行動を取れば良いということです。

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この記事を書いた人

節約、自分磨き
全力でお金と向き合った記事を書きます。
やめない限り失敗はない。

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