どうも!しみゆーです。
僕は現在、通信制の大学に在籍し心理学を専攻しています。
そして、心理学をこのブログのテーマの1つとして発信しています。
通信制大学に入学を決めた当時は、確固たる理由があって申し込んだのですが、
入学して約5ヶ月、少しばかり心境の変化がみられるようになりました。
そこで今回は、高卒の僕がなぜ通信制大学に入学し、心理学を学んでいるのかをこの場を借りて見つめ直させてもらいます。
入学を決めた当時と、入学から5ヶ月経った現在の心境の変化について個人的な見解を述べます。
現在、通信制大学への入学を検討されている方にとって、モチベーション的側面で参考になれば幸いです。
なぜ通信制大学に入ったのか
僕が通信制大学へ入学した理由は2つあります。
通信制大学入学理由①:学歴コンプレックスがあったから
1つ目は、学歴コンプレックスがあったからです。
僕は、高校卒業後進学も就職もせず、いきなりニートになりました。
理由は、受験うつ、無気力症候群になり、自分の人生に投げやりになった結果、「何もしない」という選択をしてしまったんです。
もちろん、気分が良いものではありませんでしたよ。
家族には心配をかけ申し訳ないという気持ちはありましたし、同級生は受験勉強に励んでいて後ろめたさも感じていました。
それでも、すでに僕の心は腐っていたんですね。
それから、心療内科に通って、アルバイトも始めて、何とか社会復帰できた、という流れで今があります。
今は、成長意欲を持って社会生活を営んでいますが、上を目指すと現実問題にぶつかります。
学歴がないことに。
ここでハンディキャップを感じてしまいました。
日本はまだまだ学歴社会なので、それなりの企業に勤めようものなら、「大卒以上」の条件が目に留まります。
スキルを身につけ技術力で中途採用を狙うことも大いに可能ですが、そこまでして入りたい企業は正直ありませんでした(笑)
あとはまぁ、通信制大学で大卒を取っても、企業が新卒扱いするかどうかは全く別で、むしろ、大卒なんて必要とせず、その4年間のうちにITスキルなんかを身につけた方がよっぽどいいとすら言えてしまうかもしれませんね。
ただ僕は埋めたかったんです。
大学進学する者が過半数となった現代の日本で、多数派となりたかった。
通信制大学入学理由②:心理学を学びたかったから
2つ目は、心理学を学びたかったからです。
精神疾患にかかり心療内科にお世話になるという経験から、社会を生きていく上で心理学を学ぶことに必要性を感じました。
自分自身と、自分の周りの人たちと上手く付き合っていく力が僕には足りていませんでしたから。
特に、「僕が僕について知る」ことは、生涯かけて求めていきたい課題ですかね。
より現実的でビジネスな考え方をすると、営業やマーケティング、投資なんかにも心理学が活きてくるので、心理学って意外と即戦力スキルとなってくそうです。
これらの理由から、「心理学を体系的に学ぶなら大学だ」と考えました。
通信制大学に入って5ヶ月の心境の変化
次に、通信制大学で学び始めて、5ヶ月経った心境を語ります。
心境の変化①:別に大学じゃなくてもよかったかもしれない
正直に言うと、僕の中で大学で心理学を学ぶことの価値は薄まっています。
理由は、他に優先して取り組みたいことができてしまったからです。
具体的には、金融分野(主に投資)の勉強に時間を多く割きたいです。
FP(ファイナンシャル・プランニング技能士)の資格取得も目指しているので、大学のレポートや単位習得試験を後回しにしてしまっている状況。
さらには、ブログですね。
もっとブログ運営にも時間を割きたくて、やりたいことがありすぎると本当に1日って短すぎます。
しかし、ブログに関しては、大学で学んだことを記事ネタにできているので、価値はありますかね。
以上のことを踏まえると、心理学を学ぶために大学に入らずとも、独学でも何でも他の手段でもよかったのでは?と頭を遮ることが増えました。
今は、「とりあえず大卒(学士)を取っておくか」が命綱です。
学士は大学に入らないと得られない、持っておいて損のない資格ですからね。
心境の変化②:大卒(学士)を得ても転職するつもりはない
最終的に学士が得られても、それを武器に転職活動をする気はありません。
さらに、企業に勤め続けるつもりがありません。
社会人が学士をとって、それだけで転職がうまくいくとは思っていませんし、そもそも携わりたい業界なんてないんです。
ちなみに、今の職場に学歴による給与の差はありません。
学士を取ったからといって、昇給などももちろんありません。
僕は今の職場でコツコツと余裕資金(生活費以外のお金)を貯めて、それを資産運用に回したり、デジタル機器等の購入に使ったりして、独立を目論んでいます。
なので、大卒を取らなければならない理由がないのです。
「日中仕事をしながら大学の勉強をしている」と言えば、多くの人に「大人になっても勉強なんてすごいですね!」と言ってもらえて、ちょっと気持ち良くなることくらいかな。
逆に、「え、大人になってからも勉強しないの?」って言いたくなりますけど。
少し話がそれましたがまとめると、企業に雇われずに生きていきたいため、大卒の必要性に疑問を感じているということです。
これといった理由がなくても通信制大学で学ぶ3つの理由
以上、通信制大学に入学を決めたときと、5ヶ月経った今の心境の変化を述べました。
結果的に、通信制大学を退学するつもりはありません。
理由は3つあります。
- しっかり者に見られて気持ちが良いから
- 卒業して達成感を味わいたいから
- もしかしたら学歴で得することがあるかもしれないから
これらはそのまま、なんとなく通信制大学で学ぶとしてもメリットになり得ます。
理由①:しっかり者に見られて気持ちが良いから
職場等で知り合った人と高い確率で話す内容があります。
「プライベートは何してるんですか?」
話題に困ったらこれを聞くのはテッパンかもしれません。
そして、この問いに対して僕は必ずこう返します。
「大学の勉強したりレポートを書いたりしています。」
そうすると、相手が眉を上げ目を見開くんですよ。
「え!大学生なんですか!?でも会社員ですよね??」
「通信制の大学に在籍しているので、平日の夜や休日に勉強できるんです。」
「へ〜!社会人になってからも勉強なんてすごいですね!」
「何の勉強をしてるんですか?」
「心理学を専攻しています。」
・・・
というような感じで会話が発展していきます。
通信制大学で学んでいることが会話のネタになることも助かりますが、
何より会社員兼大学生であると言うだけで「すごい!」と思ってもらえるので簡単にいい気分にしてもらえます(笑)
「社会人大学生」という肩書きがつくだけで「しっかり者」認定されるので、心理学的に言うと「ポジティブ・ハロー効果」が発動しているのかもしれません。
こんなことで気持ち良くなり自己肯定感が上がるので、これからも通信制大学で学び続けようと思えます。
理由②:卒業して達成感を味わいたいから
「達成感」こそ自己肯定感を上げる一番の材料です。
僕は、これを味わうために通信制大学を卒業したいです。
何かをやり遂げることは意外と簡単ではありません。
特に自分でやると決めたことは、自分が許してしまえば簡単にやめることができてしまうからです。
壁にぶつかったり、そもそもそれに取り組み意味がわからなくなったり。
それでも何でもいいので、自分がそれを続ける意味をこじ付けて取り組む。
言わば、「自分を騙す」ことも継続の世界では必要なことでしょう。
そうしてやり遂げたことに対して自分なりの評価を与えるのです。
僕にとって通信制大学は価値あるものだったのかなかったのか、それを決めるのは達成してからにします。
達成の先に得られるものがあると信じていますから。

理由③:学歴で得することがあるかもしれないから
上の理由に続きますが、大卒(学士)を手にしただけでは劇的な変化は望めないでしょう。
しかし、大卒を取っておいて損はないです。
具体例を挙げると、今は考えていなくても、もしかしたらいずれ海外で働きたいと思うかもしれません。
そのときに、高卒と大卒とでは就労ビザの取りやすさに雲泥の差があります。
このように「いつか」のために「いま」懸念材料を潰しておくことは有効です。
仮に大卒が何の役にも立っていないと感じても、「4年間学んでちゃんと卒業した」という事実が残ります。
これは胸を張るべきことなのです。
むしろこれに気がつけるだけで得しているのかもしれませんね。
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さいごに
いかがだったでしょうか。
「断固とした意義・理由もなしに大学に入ったって無駄だ」という考えの方も多いでしょうが、僕は続けられさえすれば、理由なんて後付けで構わないと考えます。
視点を飛躍させると、「人生なんて死ぬまで暇つぶしなんだから、いろんな暇の潰し方の1つに学問してみるのも悪くないんじゃない?」とすら言えます。
自分なりの自分らしい大学生をこれからも楽しみます!
ありがとうございました!