
投資を成功させる秘訣ってあるの?
投資について、初めはわからないことばかりだと思います。
どのくらいの資金で、どのくらいの期間、どのように投資すれば良いのか。
今回は、これらの秘訣について、簡単ではありますがご紹介させていただきます。
余裕資金で分散投資と長期運用を行うことが秘訣
まず投資は、減っても困らない余裕資金で行うことが鉄則です。
生活費や予備資金、子どもの進学資金や住宅購入資金などを投資にまわすと、もし損失が出た場合、ライフプランが大きく狂ってしまいます。
また、投資はリスクが高いほど大きな利益が望める反面、損失が出たときのダメージも大きくなります。
そこで、リスクを抑えることが成功の秘訣。
リスクを抑えるためには、分散投資と長期運用が効果を発揮します。
分散投資と長期運用を行うことで、大きな損失を出すことなく、着実な運用成果が期待できます。
投資は余裕資金で行おう
投資は生活を豊かにすることが目的なのに、投資のために生活が苦しくなっては本末転倒。
あくまで投資は、生活に直接影響を与えない余裕資金で行うようにしましょう。

余裕資金 = 年収+貯蓄総額 ー 1年間の生活資金+備えの資金+ライフイベント用資金
分散投資で大きな損失を避けられる
「卵を1つのカゴに盛るな」という投資の格言があります。
卵を複数のカゴに分けて入れておけば、1つのカゴを落としても全部の卵が割れることはありません。
投資も同じで分散して投資すれば、全部の資産が損失を被ることはありません。


分散投資には、資産(銘柄)分散のほかにも、地域(通貨)分散、時間分散という方法があります。
これらの分散方法を組み合わせることで、さらに効果が高まりますよ。
長期運用なら安定した運用効果が得られる
投資商品は値動きによって運用成果(収益)が左右されますが、運用期間が長ければ長いほど、運用成果の差が小さくなって安定し、元本割れの可能性も減る傾向があります。
[資産・地域を分散して積立投資を行った場合の運用成果の実績]

出典:金融庁「つみたてNISA早わかりガイドブック」をもとに作成
短期運用は、12%以上という大きな運用成果を得られる場合がありますが、元本割れする場合もあります。
先が読めない投資方法といえます。
長期運用の場合、大きな運用成果は出ませんが、元本割れもなく、利回り2〜8%の安定的な運用成果になっています。
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